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民主党:兵庫2区に候補擁立 公明などとの地元組織崩壊へ
民主党兵庫県連は6日、次期総選挙で、公明党現職がいる兵庫2区(神戸市兵庫、長田、北区)に新人候補を擁立することを明らかにした。同党は既に、冬柴鉄三・公明党幹事長が立候補予定の兵庫8区(尼崎市)でも、自由党新人の推薦(合併後は民主党公認)を決定している。同県には「自民単独過半数阻止」を掲げた独自の選挙協力組織「連合・5党協議会(5党協)」があるが、5党協内の主要政党である民主、公明両党が全面対決することで、5党協は事実上崩壊することになった。
5党協は94年、連合兵庫の仲介で、自民、共産両党以外の主要政党が集まって発足。公明党が政権入りしていた前回総選挙(00年)でも、部分的な選挙協力が行われ、2、8区などでは民主党は擁立を見送っていた。
今回、民主党県連は、「政権奪取」を掲げ、推薦候補を含め県内全選挙区での擁立する方針を打ち出しており、公明党が候補を擁立する2選挙区とも対立候補を立てる。また保守新党現職のいる兵庫4区(神戸市西区、西脇市など)でも新人候補を立てる方針。
永江一仁・民主党県連幹事長は「5党協は、そもそも公明党が与党に入った時点で成り立たなくなった。政権交代を目指す限り、与野党の入り乱れた協力関係はありえない」と話す。
これに対し、公明党兵庫県本部の船津憲二副代表は「5党協での協力は難しくなる。民主党が全選挙区で擁立するのはやむを得ないが、事前の話し合いもなく信義にもとる」と批判。
5党協座長の石井亮一・前連合兵庫会長は「5党協の解散は検討しているが、まだ何の議決もしておらず、崩壊とは考えていない」と言う。【大迫麻記子、大川泰弘】
[毎日新聞9月6日] ( 2003-09-06-21:20 )