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【ニューヨーク3日共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日に引き続き年初来最高値を更新し、前日終値比45・19ドル高の9568・46ドルで取引を終えた。米景気回復に対する楽観論が強まり、特にハイテクやコンピューター関連株が上昇をけん引した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も年初来高値を更新し、同11・42ポイント高の1852・90。
米通信機器大手シスコ・システムズのチェンバーズ最高経営責任者(CEO)がアナリスト向け説明会で、8月の売り上げが好調との見通しを示したことが好感され、ソフトウエア最大手のマイクロソフト、同オラクルなどハイテク関連株が軒並み上昇。SP500種株価指数も4・28ポイント高の1026・27と昨年6月以来の高値をつけた。
市場関係者は「休暇シーズンを過ぎて出来高も通常ベースに戻り、投資家の買い意欲も本格的になってきている」(日系大手証券)とみている。(共同通信)
[9月4日7時36分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030904-00000026-kyodo-bus_all