現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産28 > 556.html ★阿修羅♪ |
|
財務相「消費税率引き上げ、06年度にも」
塩川正十郎財務相は23日、神戸市内で開いた「税についての対話集会」と終了後の記者会見で、消費税について「2006年度以降には(税率を)必ず上げざるを得ないだろう」との認識を表明した。税率引き上げ時に食料品だけ税率を軽減するのは困難との見方も示した。来年度の税制改正では焦点だった個人所得税の公的年金等控除の縮小を見送る考えを示した。
消費税率引き上げに関しては、小泉純一郎首相が「任期中は引き上げない」と言明。来月の総裁選で再選されると2006年秋までが任期となるため、財務相もこれまで「2007年度には上げてもいい」と述べていた。23日の財務相発言は、最も早い場合の引き上げ時期を1年程度前倒しする考えを示したものだ。財務相は引き上げ時期の根拠について、「行政改革、社会保障制度の確立、国と地方の(税財政の)関係見直しを2006年度までにやる。これが完成しないと消費税に移れない」と説明。「首相は任期中に税率を引き上げないと言っているが、私は私で考えている」と語り、首相の意向とは別に引き上げ時期を考えていることを強調した。 (20:08)