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欧州連合(EU)統計局が14日発表したユーロ圏の4―6月期の域内総生産(GDP)実質成長率はゼロにとどまり、日米経済に比べ出遅れが浮き彫りになった。域内最大のドイツ経済の不振が背景だ。ただ足元では、急速なユーロ高に歯止めがかかっているうえ、株価も堅調に推移するなど明るい材料も浮上している。
ユーロ圏の4―6月期の実質成長率(前期比、年率換算前)は0.0%。イラク戦争のあおりを受けた1―3月期(0.1%成長)に比べても減速した。4―6月期にそろって0.6%成長を記録し、景気が上向いた日米とは対照的。欧州委員会は14日、7―9月期が0.0―0.4%、10―12月期が0.2―0.6%の伸びとなる見通しを示している。
ユーロ圏景気の足を引っ張っているのは独仏伊の三大国、中でも域内経済の3分の1を占めるドイツだ。ドイツ連邦統計庁が14日発表した4―6月期の成長率はマイナス0.1%。昨年10―12月期以降、3四半期連続のマイナス成長となり「景気後退局面に入っていることが確認された」(UBSの欧州エコノミスト、ファーリンクルグ氏)。 (20:39)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030814AT2M1402714082003.html