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(回答先: 貸付金残高の増加は速すぎ 中央銀行統計 [人民網日本語版] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 12 日 22:10:33)
国家発展・改革委員会の関係責任者に対し、現在の経済情勢、注目される問題に関するインタビューがこのほど行われた。責任者は「現在の中国経済は、全体的にはスピードと構造、品質、効果・利益のバランスが取れた良好な状態」としながらも、「鉄鋼、建材、有色金属(鉄・マンガン・クロム以外の金属)、自動車などの業種では、投資や生産の急増と同時に構造的な矛盾が日増しに大きくなっており、各方面からの重視が必要だ」と指摘した。
昨年以降、市場ニーズの高まりにつれて、鉄鋼、建材、有色金属(鉄・マンガン・クロム以外の金属)、自動車などの業種は急速に成長している。しかし、現在の社会主義市場経済体制はまだ完成しておらず、競争秩序も規範化されていないため、優勝劣敗のシステムがまだ効果的に発揮されていない。これらの業種では盲目的な重複建設(業界参入企業の増えすぎ)が目立っている。
今年上半期、中小鉄鋼企業の鉄鋼生産量は2倍近くに増加し、大・中型企業の生産増加率を大きく上回った。新たに増えた鉄鋼生産量のうち、小型材、中厚板、線材などの製品が半分以上を占め、国が生産を禁止している粗悪品も少なくない。一方、供給不足が続いている冷間圧延鋼板、亜鉛メッキ板などは依然として大量の輸入に頼っている。
セメント生産では、技術レベルの低い竪釜を使った生産が全体の60%を占め、新生産ラインの中でも依然同技術が採用されることがある。電解アルミ業界では、生産能力と生産量、生産量と販売量の間に開きが生じているうえ、生産能力約400万トン相当の新生産ラインが建設されている。一部地区では盲目的な新規事業の増加により、生産能力過剰の矛盾がさらに大きくなることが予想されている。
自動車企業は小規模で各地に分散しており、自主開発能力面の問題が大きい。中国には現在、自動車工場が123カ所あり、そのうち年間生産台数が1万台以下の工場は70カ所以上に達している。年産100台程度の企業もある。
盲目的な重複建設に関連する問題点として、開発区の乱立が挙げられる。郷ごとに工業団地、鎮ごとに開発区を設立する地区も出ており、土地や耕地の不法占用などの問題が目立っている。これらの問題は一部業界での盲目的な拡大政策と重複建設を助長するとともに、農民の利益を著しく侵害し、社会の安定に影響を及ぼしている。(編集OS)
「人民網日本語版」2003年8月12日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/08/12/jp20030812_31476.html