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http://www.sankei.co.jp/news/030808/0808sei068.htm
長野県浅科村は8日、2004年度に新方式となるコメの生産調整(減反)から離脱し、減反政策に伴う交付金を受け取らない方針を明らかにした。減反政策からの離脱を表明した自治体は全国で初めてとみられる。佐藤治郎村長は「ブランド米を自由に生産、販売し、消費拡大につなげたい」としている。
農水省は昨年12月、減反政策を転換し、08年度までに農業者・農業者団体が自主的に生産調整を行う体制に移行する「コメ政策改革大綱」を策定した。
04年度からは当面の措置として、生産数量目標を客観的な需要予測を基礎に設定。豊作分は翌年の目標数量から減少させるなどとしている。
浅科村によると、同村のコメは「五郎兵衛(ごろべえ)米」というブランドのコシヒカリで知られる。02年度のコメ生産量は2040トンで、うち3分の1を五郎兵衛米が占めている。
新方式から離脱すると、転作作物に対する国からの交付金は受けられなくなる。だが村内の土壌は「重粘土」と呼ばれ、コメ以外の作物生産には適さないという。
村は来週以降、農協職員らでつくる農政推進委員会で離脱方針を決め、村議会全員協議会で同意を得て正式決定する。
浅科村は長野県東部にあり、面積約19・5平方キロメートルで、人口約6600人。