現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産28 > 391.html ★阿修羅♪ |
|
米調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが5日発表した7月のアメリカ企業の人員削減計画は、前月比42・5%増の8万5117人で、3か月ぶりに前月を上回った。
アメリカ企業は業績回復傾向が鮮明になっているが、雇用が回復するまでには時間がかかりそうだ。
業種別の削減計画数では「消費財メーカー」が全体の18・4%を占める1万5665人と最多で、「輸送」(11・5%)「政府機関・非営利法人」(11・0%)が続いた。
米エコノミストの間では、今年後半から米景気が本格回復の軌道に戻るとの見方が強いが、雇用関連の指標は、失業率が6%台に高止まりするなど回復の遅れが目立つ。企業が収益確保のため、人員削減を加速すれば、消費が萎縮し、企業業績の低迷に跳ね返り、さらに雇用環境の悪化に拍車をかける悪循環に陥る懸念も出てきそうだ。
(2003/8/6/18:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030806ib23.htm