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http://www.kumanichi.co.jp/kawabegawa/kiji/20030806.1.html
球磨川漁協(木下東也組合長)の大量新規加入問題をめぐり、新組合員に加入資格がないとして、川辺川ダム反対派と容認派の組合員がそれぞれ熊本地裁に訴えていた訴訟で、両派とも訴えを取り下げることが五日、分かった。
七月末に同地裁で開かれた進行協議で、反対派が新組合員と漁協を被告にした二つの訴訟を取り下げる意向を示した。容認派もこれを受けて取り下げに応じたという。両派とも六日に同地裁で取り下げ手続きを取る。
反対派の毛利正二さん員(62)は「被告の十七人のほとんどが漁協を脱退しており、目的を達成した」と説明。容認派の田中干亀さん(62)は「今回の訴訟は反対派への対抗上、起こした面がある。取り下げはやぶさかではない」としている。
同訴訟は反対派が昨年八月、漁協が資格審査を適正に行わず八代市部会への大量新規加入を認めたとして、新加入三百五十人のうち十七人に組合員資格がないことの確認を求め提訴。容認派も同年十一月、反対派の新組合員十一人に資格がないとして提訴していた。
今年四月に、熊本地裁が「漁協を被告に加えない限り、訴えに利益がない」として却下の意向を示したため、反対派は漁協を追加提訴していた。
熊本日日新聞 2003年8月6日朝刊掲載