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厚生労働省は28日、2001年度の国民医療費を発表した。医療費の総額は、前年度より9651億円(3・2%)増えて31兆3234億円となり、初めて31兆円を突破した。
国民1人当たりの医療費も、前年度比2・9%増の24万6100円で過去最高となった。前年度は、一部が介護保険制度に移行したため、国民医療費は初めて減少に転じたが、2001年度は高齢者が増え、医療技術も高度化したことなどで、前々年の1999年度よりも約4000億円増えた。
老人保健制度(原則70歳以上が対象。2007年度までに75歳以上に引き上げ)から支払われた医療費は、10兆7623億円。前年度より5224億円(5・1%)増加しており、高齢者の医療費の伸びが全体を押し上げている。
1人当たりの医療費を年代別に見ると、65歳未満は15万2500円だったのに対し、65歳以上は67万3200円だった。診療の種類別では、一般は1・9%増、歯科は1・8%増、薬局調剤は医薬分業が進んで16・5%増加した。
(2003/7/28/19:39 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030728it12.htm