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(回答先: 最新・日本経済入門(小学館)読んじゃいました。 投稿者 きらら 日時 2003 年 7 月 27 日 20:08:28)
外貨に資産を分散する事自体はリスクを減少させる意味で悪いアイデアではありませんが、どの外貨を選ぶかによって円貨よりリスクが高くなります。米ドルはこれから最もリスクが高い外貨ですから絶対に避けるべきです。
例え外国に資産を移しても日本で消費するのではリスクを回避した事にはなりません。日本に恐慌が起こり通貨統制が行われる前に国外に脱出し外国に永住できる状態にして置かねば役に立たないのです。外国の銀行にいくらお金を預けても通貨統制が布かれれば引き出して円貨に交換出来ません。
日本に住んだままで通貨統制のリスクを避けるには資産を売却しやすい物に変えておく事です。貴金属、海外に上場された安定した大企業の株券、良質の不動産の方が外貨より遥かにリスクが少ないのです。南米のハイパーインフレでも良い企業の株券は価値を維持していました。
何も解っていない馬鹿が色々煽り立てた本を書いているのは、自分が原稿料で食べていくのが目的であって、読者の利益の為ではありません。