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7月25日(ブルームバーグ):米商務省が25日発表した6月の米製造業耐久財受注額は1725億ドルと、前月比2.1%増加した。自動車、航空機、機械、が主導する形で、ブルームバーグ調査によるエコノミスト予想中央値(1.1%増)を上回った。 変動の大きい輸送機器を除くと、6月の受注額は1217億ドルで、前月比1.4%増加した。エコノミスト予想中央値は0.8%増だった。
5月分は全体の受注が横ばいで、7月2日に発表された暫定値の0.4%減から上方修正された。設備投資の先行きを示す航空機を除く非国防資本財受注は6月に0.6%増と、2カ月連続プラス。5月分は暫定値の0.4%減から0.5%増に上方修正された。
6月は民間航空機が20%増(前月5.6%増)、自動車・同部品が2.2%増(同 0.6%減)で、輸送用機器は3.9%増(同2.1%減)となった。輸送用機器以外では、機械が4.4%増(0.9%減)と3カ月ぶりにプラスに転じた。コンピューター・電子機器は0.1%増(前月1.4%増)と伸びが鈍化した。通信機器は9.6%減(前月6.0%減)と、マイナス幅が拡大した。
コア資本財出荷1.3%増
商務省が国内総生産(GDP)の企業設備投資項目に組み込む航空機を除く非国防資本財出荷は6月に1.3%増と、5月の0.4%減(速報1.0%減)からプラスに転じた。
6月の耐久財全体の出荷は1.3%増加(前月0.1%増)した。同在庫は0.6%減少(前月0.3%減)と、6カ月連続マイナス。受注残は0.1%増(前月0.2%減)と、小幅な伸びにとどまった。ドイツ銀行(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、ラボーニャ氏は「在庫や受注残統計は弱く、企業がまだ積極的な姿勢をとっていないことを示唆している」と指摘した。
一方、ソシエテ・ジェネラル(ニューヨーク)のチーフエコノミスト、ギャラガー氏は「個人消費が高まる中で、企業は在庫が乏しいことに驚いて、受注を増やした」とみている。
ワシントン 山広恒夫 Tsuneo Yamahiro 、Joe Richter
Last Updated: July 25, 2003 16:23 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aGwDnJeJYz2A&refer=top_kaigai