現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産28 > 229.html ★阿修羅♪ |
|
7月24日(ブルームバーグ):日本チェーンストア協会と日本百貨店協会は24日、全国のスーパーと百貨店の6月売上高を発表した。それによると、食料品や衣料品といったそれぞれの主力品が苦戦し、スーパーは12カ月連続、百貨店は15カ月連続で前年実績を下回った。
スーパーは主力の食料品が野菜の相場安などで前年同月比1.1%減と2カ月連続のマイナス。衣料品も月上旬の天候不順で夏物が伸び悩んだ。住居関連品では、7月からのたばこ値上げに伴う駆け込み需要などもあったが、家電や家具などの不振が続いている。
一方、百貨店も、セールの効果によりアクセサリーなどが好調で身の回り品が4カ月ぶりに増加したが、主力の衣料品が振るわず、全体を押し下げた。衣料品は4カ月連続のマイナスで、台風など天候不順の影響があった。婦人服では比較的、若い層のカジュアル品が売れているものの、ミセス関連品が苦戦しているという。また、食料品も不振。昨年6月に中元ギフト関連が好調だった反動もあるとしている。
7月の見通しについて百貨店協会では、例年と比べて梅雨明けが遅れて、気温が低いことなどから厳しい商況に変化はなさそうだ、との見方だ。
上半期も前年割れ
両協会が同時に発表した1−6月の売上高は、スーパーが前年同期比 2.6%減の7兆367億円と上半期として7年連続のマイナス。一方、百貨店も同2.8%減の3兆8780億円で、同6年連続の前年割れだった。
いずれの業態も福袋などの初売りで好調な年明けスタートをきったものの、一時の日経平均8000円割れなどの不安材料や増税による発泡酒値上げなどが個人消費に打撃となり、依然として厳しい状況にある。
<2003年6月の全国スーパー売上高>
(単位:億円、%、▲はマイナス)
売上高 前年同月比
総額 11845 ▲2.9
食料品 6670 ▲1.1
衣料品 1677 ▲2.6
住関品 2534 ▲4.8
サービス 87 ▲4.3
<2003年6月の全国百貨店売上高>
(単位:億円、%、▲はマイナス)
売上高 前年同月比
総額 6500 ▲2.1
衣料品 2490 ▲2.0
身の回り品 774 0.7
雑貨 904 ▲2.5
家庭用品 376 ▲9.0
食料品 1639 ▲1.2
食堂喫茶 171 ▲4.3
サービス 48 ▲2.0
その他 94 ▲8.9
東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi
笠原文彦 Fumihiko Kasahara
Last Updated: July 24, 2003 03:16 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=axb2O5VW6e9Q&refer=topj