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会計疑惑が浮上している米住宅公社の幹部は22日に議会で証言し、1999年までの会計処理にも問題があったことを明らかにした。同社はこれまで問題含みの処理は2000年以降と説明しており、疑惑の根の深さを浮き彫りにした。
下院の小委員会で証言したのは連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のバウマン最高財務責任者(CFO)。不適切な会計処理を見直す作業を急いでいると説明したうえで「2000年よりも前の数字にも影響が出る」と語った。これまでは2000年から2002年にかけての収益を最大45億ドル見直すことになると発表していた。
フレディマックの幹部が疑惑発覚後に議会で証言するのは初めて。ただバウマン氏は2000年よりも前の財務諸表を再修正する考えがないことも明らかにした。
同社の会計疑惑を巡っては米司法省や証券取引委員会(SEC)が調査を進めている。この日の公聴会では不透明な会計処理が起きた理由についてバウマン氏は言及を避けた。同社は23日に取締役会の調査結果を一部公表する。(ニューヨーク=豊福浩) (10:55)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030723AT2M2300E23072003.html