現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産28 > 152.html ★阿修羅♪ |
|
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/comp/258003
米IDCが米国時間7月17日に、2003年第1四半期の世界ストレージ・ソフトウエア市場に関する調査結果を発表した。それによると同市場の売上高は14億ドル規模で、前期に比べ9%減少したという。なお売上高全体のうち、新規ライセンス収入が占める割合は76%弱だった。
売上高減少の理由について、IDCストレージ・ソフトウエア・サービス部門調査ディレクタのBill North氏は、「同市場における通常の季節的変動」と説明し、「当社の2003年の予測値に一致する」と述べる。
カテゴリ別にみると、バックアップ/アーカイブ・ストレージ・ソフトウエア分野が最も大きな割合を占め、それにストレージ・リソース管理とストレージ複製が続く。3分野とも売上高は前期に比べ減っており、なかでもストレージ複製ソフトウエア分野は11%減と最大の落ち込みを記録した。ただしIDCは、これらについても「季節的な変動」とみる。
今後の状況について、IDCインフラ・ソフトウエア調査担当グループのバイス・プレジデント、Paul Mason氏は、「顧客がストレージ管理の効率化を図ろうと新たにポリシー管理/自動化ツールを導入することから、ストレージ・リソース管理ソフトウエア分野の拡大が最も速い」と予測する。
■2003年Q1の世界ストレージ・ソフトウエア市場における分野別売上高(単位:100万ドル)分野 小分類 売上高--------------------------------------------------------バックアップ/ -- バックアップ/復旧 632アーカイブ・ -- アーカイブ/階層ストレージ管理ソフトウエア--------------------------------------------------------ストレージ・ -- デバイス/SAN管理 417リソース管理 -- 容量/クオータ/リソース 管理ストレージ -- ポリシー/自動化 ソフトウエア -- 仮想化/ボリューム管理--------------------------------------------------------ストレージ複製 -- 276--------------------------------------------------------その他 -- 95--------------------------------------------------------出典:IDC(2003年7月)
発表資料へ
◎この記事は、海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまでも抜粋ですので、内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認ください。なお、海外発表分の速報ニュースは、総合IT情報サイト『IT Pro』の「US NEWS FLASH」欄でもご覧になれます。
■関連記事
・2003年世界ストレージ管理ソフト市場の成長率はわずか2.9%、「価格引き下げが要因」
・2002年のストレージ管理ソフト市場は初のマイナス成長、前年比6%減で47億ドル規模
・「ストレージの“バーチャリゼーション”は広がっている」と米国ベンダー幹部
・「ストレージ製品は高すぎる、運用コストはもっと高すぎる」、米データコアCEO
・「SAN機器の世界市場、2007年には10倍以上の840億ドル規模へ」、米調査
・「2005年には外付けストレージの80%がネットワーク化」と米ガートナー
・NAS(ネットワーク接続型ストレージ)市場---大手メーカーの新規参入相次ぐ、価格競争がますます激化
・「2002年Q4の世界ストレージ・システム市場は前期比12%成長」、米IDCの調査
BizTech編集