現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産28 > 148.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news007.html
長崎県の諫早湾干拓事業を受注したゼネコンによる自民党長崎県連への政治献金などをめぐり「取締役としての注意義務に反し、会社に損害を与えた」として、大阪市の市民団体が十八日までに、五洋建設(東京)と若築建設(北九州市)の当時の社長らに、総額約三億一千万円の賠償を求める株主代表訴訟を起こすことを決めた。
訴えを起こすのは、市民団体「株主オンブズマン」「政治資金オンブズマン」のメンバー。提訴は八月十四日で、五洋建設分は東京地裁に、若築建設は福岡地裁小倉支部に起こす。
政治献金をめぐる株主代表訴訟では、福井地裁が二月、経営不振だった熊谷組の献金を違法と判断し、前社長に献金分二千八百万円の賠償を命じており、オンブズマンは「公共工事に絡む政治献金の問題を正面から問いたい」としている。
訴えによると、両社は一九九二年―二〇〇一年の間、自民党長崎県連に計約一億一千万円を献金。また、両社は長崎県発注の港湾工事で談合を繰り返していたとして、公正取引委員会から計約二億円の課徴金納付を命じられた。
オンブズマンは「献金は限りなくわいろ性を帯びており、公選法に抵触する恐れもある。談合も未然に防止しなかった」などと主張、献金と課徴金分の賠償を求める。
両社は「現段階でコメントすることはない」としている。(共同)