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【ワシントン支局】米労働省が16日発表した6月の米消費者物価指数(1982―84年の平均値=100)は183.7となり、季節調整済みで前月比0.2%上昇した。下落が続いていたエネルギー価格が上昇に転じたのが主な要因。振れ幅の大きいエネルギー・食品価格を除くコア指数は横ばいだった。
6月の消費者物価はほぼ事前の市場予想通り。前年同月比では2.1%の上昇だった。内訳をみると、エネルギー価格が前月比0.8%上昇。天然ガスが3.0%、ガソリンが1.3%それぞれ上がった。灯油は2.2%下落した。食品価格は0.4%上昇。特に生鮮野菜が3.4%、果物も2.4%上がった。コア部門では、航空運賃や衣料費、病院関連費が上がり、新車やホテル価格が下がった。 (21:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030716AT3K1604116072003.html