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(回答先: 日銀にインフレ目標導入提唱=IMF [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 06 日 01:42:16)
>日本経済は最低でも20%の物価水準の訂正が必要と提言
これは資産物価なのかな?まあ当然物価が増加するのなら、名目所得も増加するでしょうね。むしろデフレなんだから、物価じゃなくて名目所得を増加させるのが筋でしょうね。しかし市場原理も機能させないと共産主義になっちゃう。利潤がないとだめよね。
で、代案。
物価水準の訂正ではなくて、デフレの弊害=失業の増加、債務不履行の増加、低成長の持続(インフレなき成長ではなく価格下落を伴う低成長)=を解決できればいい。
そこで参考になるのが、上記(日本経済は最低でも20%の物価水準の訂正)と言う提言。これは結局名目国民所得が20%少ないと言っているわけであるから、所得=通貨をその分だけ増やせばいい。その過程で、上記弊害を解決すればいい。
要するに物価を上げるのではなく、必要とされる通貨量を上記弊害を解決する形で供給すればいい。その上で価格は市場で決定してもらいなさい。
学者と違うのは、失業は当然あるでしょうし、倒産=事後的なマイナスの金利ね、つまり市場では元本は必ずしも保証され得ないと言う点で、同時に保証されるべきは雇用や元本ではなく、一定量の所得であり、通貨価値の安定であると考える点。
その上でこれからはディスインフレが持続する、ゆえに通貨管理の発想を変える、負債ではなく自己資本重視とする、その上で調整は市場原理に委ねる、その前提として全ての失業は自発的である、
元本保証をなくし、貯蓄と投資を明確に区別する、成長重視であるから自己資本額は暫時増加する、しかしその配分は基本量以外は市場に委ねる、雇用ではなく自営重視でいく、雇用はむしろ木村氏が主張するように優良資産であるから、個々の投資の成果として尊重する、自己資本重視の通貨管理であるから税制はフラットとする、等の改革をしてほしい。
だからまあ500兆円×20%まあ安全係数をかけて50%(というのは資産価格の変動はあり得るから)の新規通貨供給を自己資本で行えばいい。重要なのは、これを公平に行うこと、つまり発行額÷成人人口で行い、恒久的に実行すること。
まあ間違いなくデフレはすぐ終わる。インフレになる?バブルは方々で生じる可能性はある。でも今度へ厳密に処理可能である。元本保証もないし、セーフティネット=所得保証はあるから。