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<アジア欧州会議>財務相会議、日本のデフレ対策の強化求める
【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)岩崎日出雄】バリ島で開かれているアジア・欧州25カ国と欧州委員会(EC)が加盟する「アジア欧州会議」(ASEM)の財務相会議は5日、アジア・欧州の経済動向などを協議し、日本経済については、「デフレ克服のための一層積極的な取り組みが必要」とデフレ対策の強化を求めた。また、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)の制圧宣言を歓迎、各国の取り組みを評価した。
会議では、国際通貨基金(IMF)が日本に対し、インフレ目標策やより広範な資産買い入れを含むデフレ克服策を要請。これに対し、日本から出席した塩川正十郎財務相は「日本経済は全体的には好転し、底堅い動きになっている」と説明。りそな銀行への公的資金投入にも言及、「金融機関の加速度的な整備が進んでいる」と述べて理解を求めた。
また、インドネシアのブディオノ財務相らは、アジア諸国の金融安定を確保するため、金融分野の人材獲得・育成で協力する「バリ・イニシアティブ」を提案。6日の共同声明に盛り込まれる見通しとなった。
一方、日中韓3カ国の財務相会談が同日行われ、アジア通貨危機の再発防止を目指した「アジア債権市場構想」の実現に向けて協力を強化していくことで一致。また、中国はSARSの中国経済への影響について、「最も打撃を受けた観光や運輸などの分野は国内総生産(GDP)全体の中で比重が小さく、経済全体への影響は限定的だった」と説明した。
会議は6日、アジア・欧州の経済・金融分野での協力について共同声明を採択して閉幕する。(毎日新聞)
[7月5日22時40分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030706-00000095-mai-int
塩ジイ、本当に好転したの?