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(回答先: 塩川財務相「金利上昇続くなら国債管理を強化」 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 04 日 15:11:20)
何か怪しいことを企んでるみたいですよ
超長期国債の増発発行が怪しい。
怪しいことを企んでるみたいです。
大胆に推測してみましょう。 どうせ私は信用ないからいいんです。
近年は、短期国債の発行量を増やし、短期金利を低め誘導して短期国債の金利を下げるオペレーションを行っていたはずです。 これによって、国債金利イールドカーブの左端(短期の方)のが低くなります。
これと同時に、長期国債の発行量を少なめに抑え、長期国債の金利を下げることを試みています。 これによって、国債金利イールドカーブの右端(長期)が低くなります。
これによって、イールドカーブは全体として平らになります。
しかし、金融原理から見ればメチャメチャです。
なぜなら、低金利時代にわざわざ短期国債を増やすのは馬鹿だからです。
低金利で多額の金を借りるのが原則です。
低金利時代に多額の短期国債を発行すると、借り換え時に金利が上がるリスクが高くなります。 当たり前です。
また、イールドカーブが寝てるので、財政規律がマヒしてどんどん国債を発行できます。 後が大変です。
さて、今度は超長期国債増発だそうです。 政策転換のようです。
市場消化可能なんだそうです。 怪しいです。
長期国債市場への長期国債の供給量増大ですから、長期金利が上がるおそれがあります。 だからこそこれまで短期国債にシフトしてきたのです。
推測します。
超長期国債を、談合で銀行(特に国有銀行)にはめ込むか、日銀買いオペ量(実質は引き受けになっている)を増やしてはめ込み待す。
これによって超長期国債(イールドカーブの最も右端)の低下操作を行います。
イールドカーブの最も右端が下がれば、10年国債ぐらいは「短期国債」に見えてきます。 もちろん錯覚です。 10年後のことなんかわかりゃしません。
しかし、結果的に10年くらいの国債の金利も抑制できます。
つまり、イールドカーブの右端を抑えるオペレーションをはじめるということでは。
もちろん悪知恵です。