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(回答先: 米労働省:新規失業保険申請、2.1万件増の43万件―事前予想上回る [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 03 日 22:51:51)
【ワシントン竹川正記】3日発表の6月の米失業率が6.4%と9年2カ月ぶりの高水準となり、米景気回復の基盤のもろさが改めて示された。同日午前のニューヨーク株式市場では、今年後半の景気回復期待が後退、ダウ工業株30種平均株価は一時、70ドル近く下げ、9074.63ドルと9100ドル台を割った。
株価はその後やや戻したが、市場では「米景気の先行き不安が再燃し、相場を圧迫する懸念がある」(欧州系証券)との声が出ている。米景気回復を前提に復調してきた日本など各国の株価上昇に急ブレーキをかける恐れが出てきた。
米ブッシュ政権は「実態経済の動きに遅行する失業率が一時的に6%台半ばになっても驚かない」(スノー財務長官)と強調。7月から実施の大型減税や米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ効果を根拠に、雇用も徐々に改善する青写真を描く。
だが、デフレ懸念も浮上する中、IT(情報技術)バブル期の過剰設備処理に手間取る企業が早期に新規雇用に動き出すのは期待薄。「雇用・所得の悪化」が住宅市場も含めた個人消費を失速させ、米景気・株価回復の土台を崩すリスクは消えていない。
[毎日新聞7月4日] ( 2003-07-04-00:46 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20030704k0000m020176000c.html