現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産27 > 930.html ★阿修羅♪ |
|
財政部経済建設司の虞列貴司長は時事週刊誌「瞭望」最新号に掲載されたインタビューの中で、中国の債務返済能力は高く、経済が成長し続けている今、まだ国債を発行する余地があると語った。
虞司長によると、2002年の財政赤字率は3%、債務率は18.3%で、現在の経済の発展レベルと総合的実力からみて許容可能な数字という。
虞司長によると、財政部は財政リスクを極めて重視するとともに警戒し、次のような対応策を取ってきた。
1 債務期限を調整し、資金調達コストを低下させる。これまでに増発した長期建設国債は、すべて満期10年以上の超長期国債で比較的低利率のものとなっている。
2 支出の構造を調整し、利息を支出予算に含める。2000年以降は国内外の債務利息の支出を予算の経常項目に入れ、毎年の利息支払いが滞らないようにしている。
3 財政赤字はすべて建設によるもので、経常支出には余剰がある。
4 国債資金の投資先を厳格に審査し、資金利用に対する管理・監督を強化し、利用効率を高める。
国有銀行などの金融機関が抱える不良債権や社会保障基金の支払い不足といった歴史的要因により形成された隠れ債務については、政府は積極的に対応措置を取り問題の解決に努めている。(編集KS)
「人民網日本語版」2003年7月1日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/07/01/jp20030701_30262.html