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米証券大手メリルリンチのアナリストの投資判断により損害を受けたとして米投資家らが賠償を求めた集団訴訟で、ニューヨーク連邦地裁は1日までに訴えを棄却した。同地裁のポラック判事は「投資家はリスクを取るべきだ」との判断を示した。
投資家側は1990年代後半以降のインターネット株ブームの際、メリルリンチの著名アナリストの判断に沿ってハイテク2社に投資、損をしたと主張していた。しかしポラック判事は「(ブームが抱える)リスクを承知していた」とし「法を(損をした際の)保険と位置づけている」と断じた。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、クレディ・スイス・ファースト・ボストンに対する同様の訴えも退けられた。
米証券取引委員会(SEC)などの規制当局は4月、アナリスト問題を巡り大手証券と和解した。その過程でアナリストが買いを推奨している銘柄を社内では「クズ」などと呼んでいた内部資料を公表している。(ニューヨーク=梶原誠) (13:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030702AT2M0200Q02072003.html