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From: k.m@aioros.ocn.ne.jp
Date: 2003年6月30日 (月) 午前7時37分
Subject: 新政みえ代表田中覚という男の悪い癖
<三重1区情勢>
この翌年,平成12年には三重県第一区で自民党川崎二郎(元運輸大臣,元北海道
開発庁長官)が当選し,衆議院議員中井洽(羽田内閣時元法務大臣,現衆院国会等移転
特別委員会委員長)は東海比例区自由党で復活当選している。ともに世襲議員の川崎,
中井両氏が親の代(旧中選挙区時代)から熾烈な競り合い。
前々回96年は800票差で当時新進の中井氏が勝ち,自民・川崎氏が比例復活。前回
00年は川崎氏が勝ち,自由・中井洽(ひろし)氏が比例復活と,小選挙区での戦績も1
勝1敗の五分となっている。
政治家3代目の自民・川崎氏は,与党の強みを生かして保守層はもとより公明支持
層も視野に支持拡大。勝利はもちろん「できれば前回以上の大差」を狙うなど"勝ち方"
にもこだわりたいところ。
旧民社出身の中井氏は公明票離れが懸念されるものの,連合傘下の全郵政の組織内
議員の立場を活用して労組の強い支援を得る態勢を構築しているのが強み。前回川崎
氏に侵食された地盤の伊賀地方(上野・名張市、阿山郡)での巻き返しを図りたいが,
自己の浮気がばれ選挙資金源であった本妻の自殺に伴う旧実家との疎遠状態が響くと
の憶測も成り立つ。
しかし,この点,これまでは協業の伊賀県民局副参事北戸強(同期)と田中覚県会議
員が伊賀県民局を舞台に大量の資金供給源を受持つので心強かった。首都圏移転の頓
挫した今,北戸強定年退職と北川正恭知事引退で今後この修羅場をどう築くかが課題。
また,このほど先般62歳の若さで政治家を早々と引退表明した自民党元参議院議長
斎籐十郎の住まいも公金事件の犯行現場とされる阿山郡大山田村で,また壮大な無駄を
生じ事実上頓挫している県企業庁の川上ダムに近い点でも,疑惑を生じ川崎二郎にこの
影響は必至という訳で双方仲良く引き分け。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4653/geodiary.html