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2002年度の国の一般会計税収が補正後の見積額を概算で5000億円前後下回る見通しとなった。実際の税収額が見積もりに届かない税収不足は2年連続となる。ただ国債の利払い費などの使い残しが税収不足を上回ったため、歳入全体で歳出を補えない歳入欠陥は回避できそうだ。
財務省は昨年度当初予算で約46兆8000億円の税収を見込んだが、昨年12月に決めた補正予算で2兆5000億円強少ない44兆3000億円弱に下方修正した。昨年度の税収期限である今年5月末までに集まった税収は、補正後の見積額をさらに5000億円前後下回る43兆円台後半にとどまったもようだ。
税収不足に陥った主因は法人税収の下振れだ。昨年度の企業業績はリストラ効果で経常利益が急回復したものの、株価下落による保有株式の評価損など特別損失が膨らみ、最終損益の回復は鈍かった。4月末までの法人税収は5兆円台どまりで、最終的に見積額の10兆円弱に届かなかったことが確実な情勢だ。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030628AT1F2701D27062003.html