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自動車の生産・販売が急減し、生産・消費・投資の3大実態経済指標が同時減少するなど、国内景気が通貨危機以来の最悪となった。
統計庁は27日、「5月の産業生産動向」を発表し、「5月の生産・消費・投資指標が通貨危機直後の98年10月以来に初めて同時減少した」と明らかにした。
5月中に半導体、自動車、機械装備などの産業生産は昨年同期比1.9%減少し、昨年2月以来15カ月ぶりのマイナスとなった。
消費景気を反映する卸・小売販売増減率はマイナス4.6%と、98年11月(マイナス8.1%)以来54カ月ぶりの最低を記録した。設備投資も自動車と産業用機械などに対する投資不振で21カ月ぶりの最低(マイナス8.9%)を記録した。
特に5月中に自動車分野は内需出荷と販売額がそれぞれマイナス21.8%とマイナス20.7%を記録し、通貨危機以来最悪の内需低迷に直面している。
統計庁の金民卿(キム・ミンギョン)経済統計局長は「消費が大きく冷え込んだ上、『SARS(重症急性呼吸器症候群)』と貨物連帯ストによる影響が重なり、創業日数が減ったため」と説明した。
これを受け、経済成長率は今年第1四半期(1〜3月期)に3.7%まで下がったのに続き、第2四半期(4〜6月期)には2%台はじめにとどまったと推定されると、財政経済部は明らかにした。
財政経済部の関係者は「今年、年間成長率目標も当初の5%から4%前後に修正する予定」としている。
反面、昨年12月以来赤字を続けてきた経常収支は景気低迷による輸入減と原油安などに後押しされ、5月に11億8000万ドルの黒字を記録したと、韓国銀行が明らかにした。5月の輸出が4月より10億ドル減ったが、輸入はこれより大幅(14億ドル)に減少した。
政府は景気てこ入れのため、サムスン電子と双龍(サンヨン)自動車の首都圏内の工場増設を許容するなど、規制緩和を通じて企業投資を促進する方案をまとめ、来月中旬頃に発表する計画だ。
尹泳信(ユン・ヨンシン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/27/20030627000033.html