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6月27日(ブル−ムバ−グ):米商務省が27日発表した5月の個人消費は前月比0.1%増と、前月の0.1%増加(速報の0.1%減から上方修正)と同水準の伸びを示した。ブルームバーグ調査によるエコノミスト予想中央値(0.2%増)は下回ったが、前月が上方修正されているため、水準は想定を上回った。
個人消費支出価格指数が前月比0.1%下落したため、実質ベースの個人消費支出は0.3%増(前月同0.3%増)と堅調な伸びを続けた。5月の所得(名目ベース)は同0.3%増と、前月の0.2%増(速報横ばいから上方修正)に比べ伸びが加速した。
米連邦準備制度が物価指標として注視しているエネルギーと食品を除くコア価格指数は前月比横ばい(前月0.1%上昇)にとどまり、前年同月比では1.2%上昇(前月同1.3%上昇)に鈍化した。同コア指数の前年同月比上昇率は、2001 年9月に同時テロによる特殊要因で1.0%上昇に鈍化した月を除けば、1965年 10月以来の低水準となる。
連邦公開市場委員会(FOMC)は25日の声明で、「支出の上向き」を指摘する一方で、「インフレ率低下の懸念が支配的になる可能性が高い」と総括したが、5月の個人消費支出統計は堅調な支出と、コア価格指数のディスインフレ傾向を裏付けている。
ワシントン 山広恒夫 Tsuneo Yamahiro, Carlos Torres
Last Updated: June 27, 2003 09:50 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=a46MFcEz_wFA&refer=topj