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(回答先: 欧州でも生保危機 投稿者 くまちゃん 日時 2003 年 6 月 26 日 16:33:44)
【ベルリン=菅野幹雄】ドイツの中堅保険持ち株会社マンハイマーは26日、自力再建を断念して新規契約業務を停止、生命保険契約を業界共同出資の受け皿会社に引き継ぐと発表した。世界的な株安による損失で急速に体力が低下し、資本増強も不調に終わった。独生保の実質的な経営破たんは戦後初めてで、金融システムへの不安が広がる恐れもある。
マンハイマーは1879年創業で独生保としては30位台(保険料収入ベース)の中堅。持ち株会社の下に生損保など六つの全額出資子会社を抱え、生保契約件数は約34万5000件、総資産は約40億ユーロ(約5440億円)。
株式相場下落と低金利の影響で赤字経営が続き、赤字額は2002年通年で5000万ユーロ、今年1―3月期だけで6400万ユーロに達した。今月に社長が引責辞任し、経営危機打開を目指して3億7000万ユーロの資本増強を投資家や業界他社に要請。生保110社のトップと25日に緊急協議したが、受け入れられなかった。 (12:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030627AT2M2700G27062003.html