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総務省が27日発表した6月の東京都区部の消費者物価指数(2000年=100、中旬速報値)は、価格変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数で97・5となり、前年同月に比べて0・4%下落した。3年9か月連続の下落。下落幅は4月から横ばいが続いている。
パソコンなどの「教養娯楽」が1・5%下落し、全体を0・16%分押し下げた。パソコンはノート型で36・0%、デスクトップ型で30・6%下落し、値下がり幅も前月より拡大した。賃貸住宅家賃などの「住居」(0・5%下落)、ルームエアコンなどの「家具・家事用品」(2・9%下落)などの下落も目立った。
一方で医療保険制度改革によるサラリーマン本人の医療費負担の引き上げなどで「保健医療」は5・2%上昇した。
同時に発表された5月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合指数で98・2と、前年同月比0・4%下落し、3年8か月連続のマイナスとなった。
(2003/6/27/10:32 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030627ib05.htm