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米FRBが0.25%利下げ、45年ぶりの低金利に
【ワシントン=吉次弘志】米連邦準備理事会(FRB)は25日、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行より0.25%引き下げ、年1%とすることを決めた。1958年以来45年ぶりの低水準となる。景気については中立的な見方をとりつつも、上昇率の低下が目立つ物価動向を重視。市場に広がるデフレ懸念への対応に政策の軸足を移す構えを鮮明にした。
今年からFF金利に1%を上乗せすることに変更された公定歩合も0.25%下げ、年2%とした。利下げは昨年11月以来7カ月ぶりで、2001年初めからの金融緩和局面での利下げは13回目、累計の下げ幅は5.5%に達した。賛成11、反対1で決定、即日実施した。反対したのはサンフランシスコ連銀のパリー総裁で0.5%の利下げを主張した。
今回の判断が極めて異例なのは景気の回復と下降の可能性を半々としながらも金融緩和に踏み切ったこと。FRBは景況判断と物価動向を実質的に切り離し、「インフレ率の好ましくない実質的な下落」がどう展開するかを最重視する考えを示した。 (10:12)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030626AT2M2600L26062003.html