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http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200306.html#20030624 より転載
http://www.iht.com/articles/100440.html
では、その副題として、「早期デフレ対策の機会を失った(日本)」と、書いてある。
この中で、資産デフレに悩む「ときざね しずま」さんというかたの例を挙げて、彼は、デフレの犠牲者であるとしている。
この中で、福井日銀総裁の言葉として、「私どもは、デフレ戦線の最前線に立ってはいるが、日銀が有する最大の武器である金利の変動という武器を失ってしまっている。」と、述べている。
IMFのアン・クルーガー氏は、「日本の教訓から学ぶとすれば、早期のデフレ対策が何よりも必要ということだ。いったんデフレが住み着くと、これを排除するのは、かなりむづかしくなる。」といっている。
さらに、グリーンスパン氏は、今月「デフレの意味するところは、現在の物価水準に起こっている事象にあるのではなく、将来の価格予測を市場がどう判断するかにかかっている。」と、言った。
こうして、日本の企業は、日々細りゆく自らの資産価値の上に座りながら、日々たかまりゆく、その資産購入の負債の重圧に、あえいでいる。と、この記事は述べている。
アメリカFRBのロジャー・ファーガソン氏は、「今思えば、日本の1990年代の金利引下げは、遅すぎた。」と、回想しているという。
「日銀は、これ以上の金利引下げが出来ない代わりに、経済成長に火をつけようと、躍起になって、流動性資金を市場に供給し続け、巨額の国債購入もやっているが、日本の経済成長の兆しはいまだ見えない。」と、このサイトは、締めくくっている。