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(回答先: ▼急報/今、米大手ヘッジファンド最高幹部が大挙来日中?! [Yen Dokki!!] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 20 日 19:47:13)
米国ヘッジファンドの損が嵩んでいる。日本株のポジションを変更
する必要がある。今まで米国ファンドは「日本株売り」の位置にな
っているが、日本の平均株価9000円と上げ方向になり、「買い
」という逆方向になっている。
この日本株上げへの手を打ったのは欧州系のファンドで、米国のヘ
ッジファンドは日本株の下げと読んで、そのヘッジを受けてしまっ
ている。このため、大きな損を抱えた。巨額の損を3ケ月後に清算
することになる。このヘッジファンドに巨額の資金提供をしている
のが日本の銀行、年金資金や米国の大銀行である。勿論、C銀やJ
銀の子会社もこのヘッジの仲間であり、それもヘッジの2/3は大
銀行の子会社が取引している。
このため、急遽、ヘッジファンド幹部が日本に来て、日本のポジシ
ョンをどうするか検討するようである。日本の景気に隙あれば、
日本株売りを大々的に行い、欧州勢を大損させて、自分達は逃げる
ことができると考えているようだ。
しかし、日本の復活は確かな感じがする。ここでも議論しているよ
うに、日本の技術者の根性・努力が、世界的にも売れる物を創造し
始めた。カシオの復活、キャノン、シープ、三洋、松下のAV系と
その陣容は厚い。FOMAも復活して、カメラ・ビデオと携帯の
融合形で、勢いを増している。
日本の銀行の手持ち株が9000円以上になり、不良債権の損より
株の利益が増え、自己資金が8%以下になることは今後ない。
りそな銀行は寸での所で、公的資金が入ってしまい、国有化された
が、もう2週間後であれば、国有化は必要が無かった。ここでも
日本の銀行の不良債権問題は、その位置付けが低下する。破綻懸念
先の内、公共工事がなくなる建築業以外は立ち直る方向である。
このため、欧州勢は米国勢に日本株でダメージを与えたようだ。
これに対して、米国はイラクの債権放棄が必要と、フランス、ドイ
ツ、ロシアや日本が損をする経済戦争を仕掛けてきた。しかし、
日本の損分(三菱商事)を新規工事で補填するとか、ロシアの石油
採掘を保障するとかで、欧州分以外の損分は保障している。この債
権放棄の狙いは欧州である。
これに対して、欧州はアラブ諸国の石油代金をユーロ建にするなど
、ドルの基軸通貨を脅かしている。ドルが世界通貨から脱落すると
ドルの垂れ流しができなくなり、米国の経済は待たない。この面か
らも、欧州は米国と競合関係にある。
そして、米国ヘッジファンドの日本株の損は、それ以上になってい
るはずである。経済戦争の熱戦が欧米間で始まっている。そうしな
いと、欧州勢が日本株を大量に買うことはない。株高に釣られて、
日本の個人株主も参入し始めたために、米国ヘッジファンドの負け
は見えている。さあ、どうするグリーンスパンとC銀行。
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/150622.htm
◆独善的なブッシュ外交により欧州勢やオイルマネーが反発している。
今まで米国一辺倒だったファンドがリスクヘッジで世界に分散投資を
始めた。しかし巨額の資金を運用できる市場は米国を除き欧州と日本
しかない。米系ファンドは竹中大臣と組んで銀行株を売り叩いてきたが
りそな救済で今後の銀行の倒産はなくなり、投資安心感が出てきた。
今後竹中大臣がどんなウルトラCを出すか分からないが、欧州勢VS米国勢の
東京決戦が楽しみだ。