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新生銀行は現金自動預け払い機(ATM)の利用手数料を恒久的に無料にする方針を決めた。口座管理手数料の徴収も見送る。顧客基盤を拡大してリテール(個人金融)部門を強化するのが狙いで、大手銀行のATM戦略にも影響を与えそうだ。
新生銀は2年前に預金や投資信託を一括管理できる総合口座を開発してリテール分野に本格参入。自行のATMは24時間無料としたほか、期間限定で他行ATMを使った場合にも手数料を返還するキャンペーンを展開した。
当初はキャンペーン期間が終われば、預かり資産残高が100万円未満の顧客は他行ATMの利用手数料を有料にする方針だった。だが5月末時点で総口座数が34万口座に達するなど顧客の反応は良く、システムにかかる費用も低いため、無料を続けても採算面で問題はないと判断した。
口座管理手数料も残高30万円未満なら月1000円とする予定だったが、平均残高が400万―500万円と当初予想を大幅に上回っているため徴収を見送る。
大手銀行は収益を改善するため、土曜日のATM手数料を有料にしたり、預金残高が一定額以下の顧客から口座管理手数料を徴収したりするなど、個人向け取引の有料化を進めている