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(回答先: 朝日生命 団体保険2000社分移管 契約半数超、ミレアなどに 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 19 日 11:31:00)
ミレア社長:連携しても朝日との関係変わらない―統合復活を否定 (2) (ブルームバーグ)
2003年6月19日(木)17時54分
(第6、7段落を追加します)
6月19日(ブルームバーグ):ミレアホールディングスの石原邦夫社長(損害保険協会長)は19日の会見で、東京海上あんしん生命と今年1月に統合見送りを決定した朝日生命が、法人向け生命保険の分野で連携することについて「朝日生命との関係は現在の関係のまま変わるは思っていない」と答え、新たな連携を行っても、両社の経営統合が復活することはない、との考えを示した。
朝日生は団体定期保険の一部を、東京海上あんしん生命に移管する方針を固めたことが18日、明らかになった。あんしん生も基本的にこれを受け入れる考えで、移管する企業数は最大で2000社に達する。
今回のスキームによると、朝日生が保有する契約の一部を一時的にしろ、あんしん生に移管することで、あんしん生が今期の配当を肩代わりして支払うため、朝日生は2期連続の無配転落を事実上、免れることになる。その結果、朝日生には、解約を最小限にとどめることができるとの判断がある。
一方、あんしん生命は朝日生からの移管対象となる2000社の顧客基盤に対し、自社の生保商品を販売でき、販路が拡大するメリットがある。また、ミレアにとってのメリットは、同じグループである損保最大手、東京海上火保険が自社の損保商品を朝日の顧客基盤に販売できることだ。このため、ミレアにとっては、ビジネス拡大のチャンスとなる。ミレアは、朝日生の配当支払いを肩代わりしてもその見返りを受けることができる。
団体保険の移管で、あんしん生の営業基盤が拡大する可能性について「朝日生命が団体保険から撤退することで、顧客紹介があるが、あんしん生命と契約するかどうかは顧客が決定することだ。そのなかで、あんしん生命がどれだけ入っていけるかどうかということ」と述べるにとどめた。
朝日生命とミレアは当初、日本初の生・損保事業の統合で合意していた。その後、巨額の株式含み損などにより、朝日生命に対する経営不安の声が強まった結果、両社は2001年11月に早期統合を検討した。
しかし、生保商品の販売手法に対する考え方の相違などを理由に、昨年1月、この早期統合計画を撤回。ただ、この段階では、両社は当初の予定通り2004年の経営統合を目指していた。朝日生命も経営改革に着手した。そうした努力にも関わらず、結局、今年1月、その経営統合も白紙撤回された。
ミレアHDの株価終値は前日比1万円(1.12%)高の90万4000円。
東京 伊藤 小巻 Komaki Ito
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=19bloombergto1910043&cat=10