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日本政府は底の知れない米国債相場も操縦しようとしている。アメリカの金利が低下しないと国内も低下しないからだ。
井口氏は売りもできた。しかし日本政府は買いしかできない。
これからもずっと買いでいくしかない。
なんと悲しいことよ。
銀行内部と外部の資産の照合が大和銀行はできていなかった。
井口氏は預かり資産を食いつぶし、それを大和銀行内部から払わなければならなかった。
日本政府も国内と国外の資産の帳尻あわせができていない。
日本から資金の持ち出しはできるが資金の持ち帰りはできない(ドル円相場が暴落するから)
つまり際限なくドル買いしなければならないし、際限なくドル債を買わなければいけない。
なんと悲しいことよ。
いつまで続くのだろうか?
日本がつぶれるかアメリカがつぶれるかするまで。
これも井口氏とは違う。
井口氏は足を洗うことができた。
しかし日本政府はどうにもできない。そうして財政赤字は再建不可能といってもいいだろう。
誰が日本政府の介錯をしてくれるのだろうか。
しかし日本政府を切ればアメリカも倒れてしまう。
なんと空しいことよ。