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日本当局のドル買い介入→米国債買い→米金利低下(アメリカ喜ぶ)
→円安(財務省喜ぶ)
しかしこの構図は長くつづくまい。アメリカ国債相場とはアメリカで最大の市場であり元大和銀行井口氏が1000億円の損失をだしたところでトレーダー達はここでは仕手相場も相場操縦も効かないところで魔物が住む気味の悪いところだと言っている。これまでのアメリカの赤字が天文学的に巨大なのだからそうなるのだろう。アメリカの財政は日本の何倍もある。そして赤字はその何倍もあるということだ。
日本の介入の原資が税金だというのは知られている。そして税金は足りないから国債の発行額は40%くらいという。ということは日本の国債でアメリカの国債を買っているようなものだ。空しい資金で空しい資産を買う。これは日本政府の一人芝居なのか。どうしてこんな馬鹿なことをしないといけないのか。為替を円安にするためである。そうしないと日本の民間部門も赤字が消えないのだ。ところが民間部門も赤字は消えない。なぜなら銀行もゼネコンもダイエーもつぶさないからだ。為替を通して民間から官に赤字の移管が行われた。ところが日本政府はいっしょにドルも抱え込んでしまった。なんだか井口氏の来た道を日本政府もたどるようである。日本国内で損失の帳尻あわせができなかったからドルを巻き込んだのだ。大和銀行は巨額の罰金を払い米国から追放された。日本政府はアメリカからデフォルト宣言されることはないと考えているが・・・どんなふうに日本政府がドルにもてあそばされるのか?注意しよう。