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[ワシントン 18日 ロイター] 米国銀行協会(ABA)の経済顧問委員会は、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)では小幅な利下げが予想されるものの、米国経済が間もなく低迷を脱すると予想されることから、利下げはこれで打ち止めになる、との見方を示した。
同委員会は、第3・四半期の米経済成長率が年率で3.5%となると予想している。これは、同委の第2・四半期(4─6月)の予想である1.6%を大きく上回る。
来年にかけてはさらに成長ペースが加速し、5月に6.1%と約9年ぶりの高水準に達した失業率も小幅な改善に向かうと予想している。
同委員会のスチュワート・ホフマン委員長(PNCフィナンシャル・サービシズのチーフエコノミスト)は、「緩和的な金融政策、拡大的な財政政策、ドル安と、成長を促進する主な材料が出そろった」と語った。
来週のFOMCについては、フェデラルファンド(FF)金利を0.25%引き下げ、1%とするとの予想が過半数に達した。
同委員会を構成する11人全員が利下げを予想する一方で、7人が利下げによる景気刺激が行き過ぎるリスクを指摘している。
委員会の見方を総合すると、米連邦準備理事会(FRB)は来週のFOMC以降、政策金利据え置きを維持し、2004年第2・四半期には小幅な利上げに転じる見通し。来年末には、FF金利が2%を超えると予想している。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=2952612