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6月16日(ブルームバーグ):米大手証券のゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーのトレーディング部門が好調だ。両社は過去10 年間、M&A(企業の合併・買収)の顧問業務や株式引き受け業務で業界トップを走ってきたが、ことしはトレーディング部門が投資銀行部門の約2倍の収益を計上している。
トレーディング部門が米大手証券会社の収益の柱として頭角を現していることは、向こう2週間で発表される3−5月期決算発表で確認されそうだ。証券大手メリルリンチの推計によると、ゴールドマンとモルガン・スタンレー、リーマン・ブラザーズ、ベアー・スターンズの4社による3−5月期の為替、商品、株式、債券のトレーディング(自己売買を含む)収入は合計で40億ドルとなり、株式・債券の引き受けとM&A顧問による収益合計(19億3000万ドル)を上回ったとみられる。メリルによると、昨年の4社のトレーディング収入は、投資銀行部門より50%多かった。
イーグル・アセット・マネジメントで70億ドル相当の運用に携わるコワート氏は「投資銀行担当者は(従来のようには)稼いでいない。活躍しているのはトレーディング部門だ」と指摘する。
メリルのアナリスト、モスコウスキ氏の予想によると、ゴールドマンのトレーディングと自己売買による3−5月期の純収入は32%増の14億ドルとなった一方、投資銀行部門の収入は8.9%減の6億4300万ドルとなったもようだ。モルガン・スタンレーは、トレーディング収入が46%増の9億8390万ドルとなった一方、投資銀行部門の収入は12%減の5億8900万ドルとなったとみられる。
モルガン・スタンレーとベアー・スターンズは18日に、リーマンは19日、ゴールドマンは25日にそれぞれ3−5月期決算を発表する。メリルリンチとシティグループの決算発表は来月の予定。
ニューヨーク George Stein 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: June 16, 2003 02:05 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aa3WzjZeMxEc&refer=top_kaigai