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(回答先: 「不況下で善戦する日本企業を見習うべき」 韓国サムスン経済研究所 朝鮮日報 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 11 日 15:32:53)
経済副首相の存在感が見えない
元経済官僚たちが現在の経済難を打開するための最優先課題として「経済リーダーシップの回復」を提示したのは、現政権が十分吟味すべきくだりである。今、韓国経済が危機のトンネルの中に閉じ込められ、出口を見出せずにいる理由が、ここにあるためだ。
国民は肌に感じられる景況感だけでなく、現政権・経済チームの能力を信頼できないことから、より大きい不安と混乱を感じている。
危機局面を主導的に解決していくべき経済司令塔は目に見えず、経済部処間の政策調整も難航しているため、この政府が国家経済の舵取りをどちらに向けさせているのかもつかめない状況で、企業や国民は不安感を募らせている。
経済政策をめぐる混線と関連しては、誰よりも経済チームの首長である金振杓(キム・ジンピョ)副首相が責任を取らなければならない。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はこれまで何度も「経済運営は専門家に任せる」とし、「経済副首相が先頭に立つべき」と強調してきた。にもかかわらず、まだ金副首相の発言に重きと権威が感じられないなら、これは本人に問題があると見るべきだ。
もちろん経済副首相が所信を持って事を推進できるよう大統領が確かな力を与えれば、これ以上願うことはないだろう。
また、経済運営が大統領とコードの合う学界グループと専門家グループの「ツートップシステム」である上、各種の委員会が乱立している問題を片付けなければならないという指摘も一理ある。
しかし、これもまた、他人でもない副首相自らが道を切り開くべきだ。政策の妥当性を証明・説得し、大統領から確実な新任を得られてこそ、副首相のポストに就いた人間が先に身につけるべき能力だ。
そうしてはじめて副首相が経済司令塔として部処間の異見を調整・総合することができ、政策方向を設定し、これを一貫して押し通すことができるはずだ。経済政策が正しく運営されるためにはまずは副首相からしっかりしなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/10/20030610000077.html