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【ニューヨーク=豊福浩】米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は9日、会計監査に非協力的な姿勢を示したとしてグレン社長を更迭したと発表した。同社には収益を意図的に修正していた疑いが持たれており、米議会は疑惑解明に乗り出す構え。巨額の資産を運用する住宅公社の粉飾決算疑惑は株価下落を引き起こすなど金融市場に波紋を広げている。
同社は1月、過去3年の会計処理に問題があるとして決算を修正すると発表していた。デリバティブ(金融派生商品)からあげた一部収益を利益に計上すべきだとの指摘を受けたためで、監査委員会はこの会計処理を導入した経緯について関係者の事情聴取に着手。しかし、社長の協力は後ろ向きで「重大な疑問」が募ったという。
この会計処理によれば高い収益を上げたときには利益を抑え、逆に落ち込んだときにはかさ上げすることが可能。同社には安定成長が続いているようみせかけるために、収益をならしていた疑いが持たれている。 (11:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030610AT2M1000Q10062003.html