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6月9日(ブルームバーグ):世界の株式引受業務でトップを走るゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー、UBSの3社は、新規株式公開(IPO)市場が1979年以来の冷え込みに見舞われるなか、引き受け手数料をことしは3割余り引き下げている。
ゴールドマンのグローバル株式資本市場部門の共同責任者、ソロモン氏は、新規公開株市場が依然として不振のなか、「案件をめぐる競争は過去最高水準に高まっている」と指摘し、「利益率に大きな下方圧力が加わっている」と述べた。
ブルームバーグがまとめたデータによると、昨年のIPOの引受手数料率は最高で7%、平均4.2%だった。一方、ことし最大のIPOである英ロイヤル・アンド・サン・アライアンス・インシュアランス・グループのオーストラリア部門のケースでは、ゴールドマンが受け取った手数料は案件額の2.4%。IPOと公募増資を含めた引受手数料率は、ことしは平均2.7%と、前年の平均の3.9%から低下している。
また、IPOと公募増資の引受手数料の総額も、年初以降で13億ドル(約 1500億円)にとどまり、前年同期に比べて7割近く減少している。株式発行がピークを付けた2000年は約140億ドルだった。
ロンドン Elisa Martinuzzi 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: June 9, 2003 01:30 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aKfHk.f8W4oI&refer=top_kaigai