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内閣府が9日発表した東京都の消費動向調査によると、5月の消費者態度指数(原数値)は41.8となり、前月に比べ1.3ポイント上昇した。指数の上昇は2カ月連続で、内閣府は「持ち直しの動きがみられる」と分析している。
同指数は「雇用環境」など5項目について、今後半年間の消費者の意識変化を示す。5月は「暮らし向き」など3項目が上昇。ただ中身をみると「悪くなる」「やや悪くなる」と予想する人が減って「変わらない」とみる人が増えた。一方で「良くなる」「やや良くなる」はそれほど増えていない。改善した理由は「消費者の間に模様眺め気分が強まっている」(内閣府)ことがあるようだ。 (15:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030609AT3K0901V09062003.html