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(回答先: 銀行関係の資料として、第9回金融機関における企業価値とバリュードライブ エコノミスト アナリスト 岸本光永 PDF 2001年1月23日 投稿者 hou 日時 2003 年 6 月 08 日 08:48:35)
これこそが、企業の付加価値をあげる方針であるとおもう。
メリルは、世界でこのようなるリストラクチャリングに取り組んでいる。
イギリス事業でもHSBCに一般大衆向けを売却してしまった。
メリルの一年後の形が楽しみです。
(第4、5段落にUFJつばさのコメントなどを追加します)
6月6日(ブルームバーグ):米国系のメリルリンチ日本証券は、電話などで個人取引を仲介するコールセンター事業を分割したうえで、9月8日付で、UFJホールディングス系列のUFJつばさ証券に譲渡する。メリル日本広報担当の井上敬之氏が明らかにした。売却金額は約13億円。メリル日本は今回の分割で、収益性の低い一般大衆向けのリテール業務からは事実上、撤退する。
メリル日本は、破たんした旧山一証券の30店舗や2000人弱の人員などの営業基盤を引き継ぎ、1998年に個人営業(リテール)業務に本格参入。しかし、その後の収益環境の悪化を受け、一時は30以上あった店舗を、東京、大阪、福岡の3拠点体制へと縮小していた。富裕層向けなど一部の個人業務は今後も継続する。
メリル日本では、「コールセンター事業の譲渡に伴い、より多くの経営資源を富裕層向けの業務に振り向けることができる」(井上氏)などと説明している。同社のリテール部門の預かり資産は約1兆2000億円で、そのうち約8割は業務を継続する富裕層向け。実際に顧客などが移管されるのは2割の2400億円程度になるという。メリルでは預かり資産で1億円程度以上などの顧客を富裕層と位置付けている。
メリルからの事業取得の理由について、UFJつばさ証では「その資産に有効な価値があると判断したため」(広報担当の池田秀男氏)と話している。UFJつばさの預かり資産は約2兆4000億円。88店舗体制で営業している。譲渡後は2兆6000億−2兆7000億円規模となる。同証券は2003年3月末決算では 140億円の最終赤字を計上した。
三井住友アセットマネジメントの木村忠央氏は、「メリルは自らのコアコンピテンスにビジネスを集約したかったのだろう。この落ち込んだ市場環境のなかで利益を出すため、ビジネスモデルを調整する必要があった」と指摘。その一方で「ただ、集約する分、日本での将来の収益機会を限定してしまったとも言える」と分析する。
UFJつばさ証の発表などによると、両社は6日に譲渡に関する解約を締結した。形態は株式交換で、UFJつばさ証株式336万1000株を割り当てる。評価は6月5日の終値(378円)としており、金額は約12億7000万円となる。9月8日の譲渡後、UFJつばさは速やかに、市場を通じて同株数を買い戻す予定で、メリルとの資本関係は残らない見通しだ。
UFJつばさ証の終値は前日比5円(1.3%)高の383円。
東京 平野 和 Kazu Hirano
日向 貴彦 Takahiko Hyuga
Last Updated: June 6, 2003 05:54 EDT
弊社個人顧客部門コールセンター事業の分割・承継についてのお知らせ
http://www.mljs.co.jp/BBSPP/ContentsBBSPP.asp?MsgID=236
メリルリンチ (東証外国部:8675)
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=8675.t&d=c&k=c3&a=v&p=m25,m75,s&t=6m&l=off&z=m&q=c&h=on