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Kyoto Shimbun 2003.06.05 News
6期ぶり全業種で悪化 景況感、株安やSARSが影響
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財務省が5日発表した4−6月期の景気予測調査(5月実施)によると、企業の景況判断指数(季節調整値)は、6期ぶ
りにすべての規模・業種で前期(1−3月期)に比べてマイナス幅が拡大した。
国内の株価低迷に加えて、欧米でもデフレ懸念が強まるなど、世界的に景気悪化の恐れが広まったことが主因。中国を中
心に流行した新型肺炎(SARS)の影響も一部であった。
大企業の景況判断指数は全産業でマイナス10.3と、前期(同7.4)より悪化。中堅企業の全産業が同18.0(同
14.0)、中小企業も同37.0(同33.1)と、企業の規模にかかわらず景況感が下振れした。
大企業の業種別では、製造業はマイナス6.0(同1.9)、非製造業が同14.1(同10.7)だった。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003jun/05/CN2003060501000148A2Z10.html
6期連続で設備投資が減少 企業統計1−3月期
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財務省が5日発表した今年1−3月期の法人企業統計(金融、保険業を除く)によると、全産業の設備投資額は前年同期
比3.0%減の10兆7230億円で、6・四半期連続の減少となった。減少幅は昨年10−12月期(1.8%減)に続
き一けた台にとどまり、財務省は改善の兆しがあると分析している。
ただイラク戦争終結後も、世界経済の回復は遅れている。新型肺炎(SARS)や円高など懸念材料も多く、今後、輸出
の減速が生産に波及すれば、設備投資の大幅な委縮につながる恐れもある。
設備投資は、製造業で電気機械などが減少し5.5%減。自動車を中心とした輸送用機械が大幅に伸び、昨年10−12
月期(10.8%減)より減少幅を縮めた。非製造業は1.9%の減少。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003jun/05/CN2003060501000143A2Z10.html