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昨年、韓国に対する外国人直接投資(FDI)が2001年の半分に激減したことが分か
った。
外国人直接投資とは、外国人が経営のため国内に会社を設立したり企業や工場を買収する
もので、投資規模が減ったのはその分、韓国経済の魅力がなくなったことを意味する。
韓国銀行(韓銀)は4日、「昨年の『純FDI(国内に流入した直接投資額から韓国から
流出する金額を差し引いたもの)』規模は2兆5000億ウォンと、2001年(4兆90
00億ウォン)の半分水準に減った」と明らかにした。
純FDIは、2001年の9兆5000億ウォンをピークに、急減し続けている。
こうした急減ぶりは今年も続いており、第1四半期(1〜3月期)の純FDIは昨年同期
(8143億ウォン)の14%水準である1172億ウォン(暫定集計)に落ち込んだと、
韓銀は明らかにした。
韓銀の李宗一(イ・ジョンイル)資金循環統計チーム長は「特にSKグローバルの粉飾会
計事件が浮上し、2月と3月はそれぞれ709億ウォン、2239億ウォンの純流出(流入
額より流出額が多いこと)を記録した」と述べた。
李チーム長は「労働市場の柔軟性も低下し、政治的清廉度も低下した国内市場が外国人投
資家にそっぽを向けられたためと見られる」と説明した。
産業資源部の委託を受け、外国人投資企業の各種の申告・支援を行っているウリ銀行・外
国人投資支援チームの金宰鉉(キム・ジェヒョン)課長は「大口投資家らの訪問が激減し
た」としている。
サムスン経済研究所の権純?(クォン・スンウ)首席研究員は「韓国は国内総生産(GD
O)に占めるFDI残高の割合が11.2%と、中国(32.3%)はもちろん、世界の平
均(20.0%)より低い」とし、各種のインセンティブ制度を取り入れ、外国人投資を積
極的に誘致する必要があると指摘した。
高鍾元(コ・ジョンウォン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/05/20030605000077.html