現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産27 > 323.html ★阿修羅♪ |
|
内閣府が5日発表した4月の景気動向指数(速報値)は、景気の現状を示す一致指数が16.7%となった。4カ月ぶりに判断の分かれ目である50%を下回り、景気は単月で「下向き」判断となった。数カ月先を示す先行指数は33.3%で2カ月連続の50%割れ。輸出減速で生産が弱含んだほか、設備投資も本格回復の道筋が見えない。景気停滞感が一段と強まっている。
一致指数や先行指数はそれぞれ主要な経済指標を3カ月前と比べ、改善している指標の数が全体に占める割合で示す。景気が「上向き」か「下向き」かを見極めるうえで、重要な指数だ。
3月の一致指数(確報)は構成する経済指標は生産設備などの稼働率を除き改善し90.0%と高かったが、4月の一致指数は9つの経済指標のうち7つが3カ月前よりも悪化し、急落した。鉱工業生産が半導体製造装置の減少などで悪化に転じたほか、所定外労働時間は15カ月ぶりにマイナスとなった。大口電気使用量だけが改善、有効求人倍率は横ばいだった。一致指数の16.7%という水準は2001年12月以来の低水準。 (20:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030605AT1F0500L05062003.html