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財務省が5日発表した2003年1―3月期の法人企業統計調査によると、金融・保険業を除いた全産業の設備投資は、前年同期比3・0%減の10兆7230億円で、6期連続の減少になった。
製造業の設備投資は5・5%減で、輸送用機械、化学などは増加したが、電気機械、出版・印刷などで落ち込んだ。非製造業は1・9%減で、建設業などの減少が目立った。
全産業の経常利益は10・0%増の10兆3277億円で、3期連続プラスだった。財務省は「リストラやコスト削減努力が主因」とみているが、増加率は前回(2002年10―12月期)の22・7%に比べ、縮小した。売上高は、1・4%減の327兆2442億円で、7期連続の減少となった。調査は資本金1000万円以上の約2万3000社が対象で、約1万8000社が回答した。
同時に発表された5月時点の景気予測調査では、4―6月期の景況判断指数(前期より景気が「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた割合を引いた数値)は、全産業でマイナスとなった。非製造業では、その要因として、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)を指摘する企業もあった。
(2003/6/5/10:44 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030605i202.htm