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2003年6月3日(火)17時43分
6月3日(ブルームバーグ):GEエジソン生命保険が3日に発表した2003年3月期決算によると、昨
年10月のセゾン生命との合併で、個人保険と個人年金保険の保有契約高は前年度比25%増の10兆1469億円
となり、業界の中堅規模となった。新契約高は同23.3%増の1兆843億円、保険料等収入は同27.9%増の
3077億円だった。ソルベンシー・マージン(保険金支払い余力)比率は101.5ポイント低下し911.7%。
セゾン生命の合併効果を除くと、GEエジソンの保有契約高は4.5%減だった。ただ、新契約高1.8%
増、保険料等収入は5%増となった。営業を行うコンサルティングチャネルを、前年度比約4倍の637人に
強化したほか、セゾン生命統合により、セゾンカード会員や、セゾンカウンターでのダイレクトマーケティ
ングが奏効した。また、千葉銀行、三重銀行、香川銀行の地銀3行で行っている窓販によるドル建ての市場
連動型個人年金の販売が好調だった。
保険本業からの収益を示す基礎利益は680億円の赤字となった。償却前基礎利益は207億円だったが、セ
ゾン生命との合併で発生した営業権(いわゆる、のれん代)を前期に一括償却したほか、5年に分けて償却
している創業費用と破たんした東邦生命を継承した際の営業権を償却したことが理由。
同日の決算発表説明会で、伊藤伸彦社長は、これらの営業権などの償却は2004年3月期で終了するた
め、「現在の業績が継続すれば2005年3月期には基礎利益は黒字になる見込み」との見方を示した。
また、今期については「常に成長の機会を狙い、チャンスがあれば提携や買収をするのがGEのやり方
だが、今年度はセゾンを統合したコアの部分に本腰を入れる」と既存の生命保険事業に注力する方針を示し
た。そのうえで「保有契約高を今年度には純増にしたい。純増できる可能性はある」と目標を掲げた。
東京 伊藤 小巻 Komaki Ito
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=03bloombergto1843448&cat=10