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(回答先: 【韓国】都市労働者の所得、昨年の半分に減少 [東亜日報]【「所得増加率が半分に」が正解:所得最下位20%の実質所得は2.3%減/所得格差拡大】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 5 月 30 日 21:20:55)
自動車、エアコン、携帯電話など各種の在庫商品が倉庫に溢れ返っている。
統計庁は先月、国内企業の在庫が昨年同期比11.5%も増加し、23カ月ぶりの最高を記録したと説明した。大宇(テウ)証券の李ヒョグン研究員は「在庫の急増は生産を妨げる圧力として働き、景気下降を煽りかねない」と警告した。
在庫問題が最も深刻な分野は自動車。最近自動車を注文すると、在庫が多すぎてごく一部の人気車種を除いては1週間以内に出庫が可能だ。
統計庁は4月の自動車在庫台数が昨年同期比67.2%伸びたと明らかにした。今年に入り4カ月ぶりに昨年全体(6万台)よりはるかに多い7万3912台の在庫が発生した。ホ・ワン自動車工業協会理事は「各企業ごとに車の在庫を減らそうと奔走している」と述べた。
自動車だけではない。テレビ、オーディオ、DVDなど、映像・音響・通信部門も在庫が45.2%まで増えた。携帯電話は第2四半期にもマイナス成長が見込まれている。
東洋(トンヤン)総金証券は今年第2四半期、サムスン電子とLG電子の携帯電話の売上高を4兆285億ウォンと見通し、第1四半期より2.8%減少すると分析した。
「SARS(重症急性呼吸器症候群)」の影響で対中輸出が減少し、第1四半期に一時、特需を見せた対インド輸出も第2四半期には激減しているためだ。
エアコンメーカーも今年初めの予約販売が意外に振わず、各企業が「昨年の半分にも満たない」としている。このため家電流通業者はエアコンの在庫品を最新製品より20%程度割引販売している。
石油化学業界も大きく懸念している。幸い、今年第1四半期に設備補修のため稼働を中断したことから在庫はほとんどないが、工場を再稼働する7月から在庫が急増するものと懸念している。
これは石油化学製品の最大の需要先である中国が、SARSの煽りで輸入量を大きく減らしたためだ。石油化学工業協会の金ジョンソン研究員は「中国の景気が回復しなければ、石油化学製品の在庫が増えるしかない」とした。
これを受け、業界では在庫を減らすため、政府が特段の対策を取るよう要請している。
サムスン経済研究所のファン・インソン首席研究員は「在庫処理のため最後に考えられる手段は特別消費税を引き下げるという減税政策」とし、「在庫を早期に処理しなければ、景気回復ははるかに遅れるはず」と指摘した。
崔弘渉(チェ・ホンソプ)記者
金宗浩(キム・ジョンホ)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/30/20030530000071.html