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5月30日(ブル−ムバ−グ):シカゴ購買部協会が30日発表した5月のシカゴ地区の米製造業景気指数(季節調整済み)は52.2(前月47.6)と、景気の拡大と縮小の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回った。ブルームバーグ調査によるエコノミスト予想は49.0と、50割れが見込まれていたため、景気拡大は予想外だった。イラク戦争の終結を受け、製造業の景況が改善されていることを示唆した。
5月は、シカゴ購買部協会指数を構成する指数のうち、新規受注が54.6(前月44.6)と、受注の拡大と縮小の分かれ目となる50を2カ月ぶりに上回った。生産指数は60.5と、前月(51.0)から大幅に改善。同指数は3月、49.1と、生産活動の拡大と縮小の分かれ目となる50を下回ったものの、その後2カ月連続で改善している。
受注残指数は44.4と前月の45.8から低下した。在庫指数は42.3(前月は 43.0)、出荷遅延指数は46.6(同50.3)にそれぞれ下げた。
雇用指数は43.6と、前月の43.7から小幅低下。同指数は、雇用計画の拡大と縮小の境目となる50を2000年3月以来、下回っている。シカゴ地区の製造業者が原材料に支払った価格を表わす仕入れ価格指数は、原油安を受けて 53.7と、前月の55.9から大幅に低下した。
シカゴ Andrew Ward 、ニューヨーク 高井 夕起子 Yukiko Takai
Last Updated: May 30, 2003 10:50 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=at5bGaaq39bI&refer=top_kaigai