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5月29日(ブルームバーグ):ブッシュ米大統領は29日、ホワイトハウスで各国記者団と会見し、6月1-3日にフランス・エビアンで開催される主要国首脳会議(サミット)で、強いドル政策への支持を表明するとともに、米国、欧州、アジアの景気回復を後押しするため、世界的な自由貿易協定の成立を望む旨を伝える意向を示した。
同大統領は30日、7日間にわたる欧州と中東訪問に出発する。大統領は、世界経済の成長促進をサミットの焦点とする意向を示し、「各国首脳がそれぞれの国の経済について時間をかけて話し合うことが重要だ」と述べた。さらに、テロとの戦いや中東和平などの重要課題の達成も「各国の経済が強くなければ困難だろう」と指摘した。
また、米政権の本音はドル安歓迎との観測を一掃する意向であることを示唆し、詳細には踏み込まなかったものの、「米政権が強いドル政策を支持することをあらためて明言するつもりだ」と述べた。
同大統領は、諸外国の経済状況改善が優先課題であるとの考えを示し、各国首脳の取り組みを聞きたい考えを表明した。ブッシュ大統領は「米国は強い日本経済と強い欧州経済を望んでいる」と述べた。
また、サミットの場を利用して、世界貿易機関(WTO)での新合意に向けた交渉の進展を目指す考えを示し、「WTOの新ラウンドは自由貿易推進の絶好の機会であることを強調したい」と述べた。
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Last Updated: May 29, 2003 23:37 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aOO7QtGjJ4w8&refer=top_kaigai